
2月24日、本山差向け布教・永代経・納骨堂追弔法要が勤まりました。
30名近くの方にお参りいただきました。

山崎 哲 布教使 (東京 西徳寺住職)
讃題は
無礙光(むげこう)の利益(りやく)より
威徳(いとく)広大の信をえて
かならず煩悩のこおりとけ
すなはち菩提のみずとなる

ご自身の生い立ちから、僧侶となったいきさつを話されます。
また、住職を勤められている西徳寺で行われた
「関東大震災百回忌」についても語られました。

私たちのこころは、煩悩によって、まるでこおりのように頑なである。
阿弥陀仏の願いによって、そのこおりが水となっていく、というのがこの和讃である。

現代は、とにかく答えを求め、求められる世の中である。
しかし私たちの出した結論は絶えず移ろっていくものである。
浄土真宗の歩みとは、答えを求めることではなく、問い続けていくことが肝要ではないかと話された。(栃原)