法話の会です。15名のご参加です。
今回は「地獄」について。
浄土と地獄の掛け軸を前に、僧侶3人が法話しました。
写真は怪しいセミナー感がありますが、真面目(?)な会です。
川村智明。
おすすめの地獄は「等活地獄」。
今度、手術することになった「顎変形症」のことからお話します。
体の不調が治るかもしれない、と思った時から痛みへの不満が現れた。地獄を生み出しているのは、自分自身であったと話しました。
栃原真人。
嘘つきが落ちる「大叫喚地獄」について。
世の中に、自分の中にあふれる嘘。地獄絵図はそんな私たちの姿を現している。そして、まことのこととは念仏のみであるという親鸞聖人の教えについて話しました。
大谷義文。
六道輪廻にある地獄とは何か。その思想について詳しくお話します。
死を知ることと生を知ることは切り離せない。
いま、地獄を生きていることを知ることで、浄土を願うこころが生まれるのでないだろうか。
自らの行き先が定まることで生き方が変わってくる、と話しました。
『十王経』。
亡くなった後に行われるという裁きの様子を皆さまと見ていきます。
法事の時期と対応しているのが面白い(?)。
懇親会です。
ここが地獄じゃなくて良かった!と安堵して、乾杯しました(栃原)