報恩講です。
例年にない暖かい日となりました。
30名近い方が、お参りくださいました。
午後1時勤行。
『正信偈』をお勤めしました。
日野智深 布教使(滋賀県 称名寺住職)。
阿弥陀寺の大谷義文と、若い時分より親交があります。
讃題は
「弥陀智願の廣海に 凡夫善悪の心水も
帰入しぬればすなわちに 大悲心とぞ転ずなる」。
これは阪神タイガースのカレンダー。
さすが関西在住の日野さん、笑いで場が和みます。
常識は大事だけれど、それに囚われると、大切なことを見失う。
お参り先でイヤホンされた方がいて不審に思ったが、その方は聴覚過敏だった。
またブーゲンビリア島で出会った、親日の方々。
思い込みの世界に生きるわたしたちの姿を話されました。
讃題の「転ずなる」とは、悲しみや苦しみがよろこびへと変わる世界。
いわば「泣きながら笑える」人生のことではないか、と話されました。
落語家 笑福亭笑利さん。
落語は「落とし噺」とも言い、最後に落ちのある話のこと。
よくオチがある、ないと言いますが、ここから来てたんですね。
小話をたくさんしていただきました。
写真は熱々の味噌豆を食べる様子。
もう表情や手の動きだけで笑ってしまいます。
長めのお話。
茶室に集まった武将たち。
作法をまっったく知らない彼らたちは、見よう見まねで茶をたてるが…。
熊本、加藤清正の滑稽な姿が浮かんで、皆さま、笑いっぱなし。
落ちも決まって、盛大な拍手。
落語をもっと見たい!と思いました。
ポヤポヤのお二人。
こちらも笑いの絶えないコンサート。
「落語の続きですか?」との声まであがります。
その場に合わせて、曲目がどんどん変わっていくそうです。
今日はしっとりした曲が多い気がします。
落ち着いた新年が迎えられました。
懇親会。
廣田さんのごあいさつ。
今年もよろしくお願いします、と皆さまと乾杯。
ご参加、ありがとうございました(栃原)。