11月3日(文化の日)安田登先生の寺子屋、開催。
今回は、東京から音楽家で指揮者の香西克章先生とワークショップ。
講題
声は元気のみなもと
ーおなかの中から声を出せば力がみなぎるー
「日本の歌と西洋の歌」
東京から香西先生が指導される混声合唱団、「ララコルーソ」の10名の皆さまが駆けつけてくださる。
今回のテーマのひとつ
親鸞聖人の御和讚「宮商和して自然なり」を検証。
宮と商というとなりあう音が重なると不協和音になる。しかしそれが1組2組と重なると不協和音ではなくなることを10名の合唱団が実験。
その音を奏でる楽器は、雅楽の「笙」という笛。
また、安田先生より、「和」と「同」の違いのお話。
それぞれ違った音で奏でることを「和」日本的
同じ音で奏でることを「同」西洋的
香西先生、頭蓋骨の模型で「呼吸」が楽にできる仕組みを説明。
とってもわかり安い。
文庫本3冊程度の高さを枕にして、膝を立てて仰向けになる。
背骨が伸びるのだ。
身体の調整はおもしろい。教えてもらえば、ほんとに簡単な動作でできてしまう。
1日5分。
身体の調整が終われば、大きな声が出る。まず、乾杯。
そして、歌う。なぜか、炭鉱節。
歌い終われば、栄養補給、水分補給。
志方仁星君、高校3年生。サックス演奏。安田先生、ピアノ。
続いて、ピアノで「レットイットビー」。
香西先生が指導される混声合唱団、「ララコルーソ」。
RARA(ララ)=稀有な
KORUSO(コルーソ)=合唱(コーラス)
さすが、合唱団の中にジャズシンガー発見。BBBです。美女・美声・ブルージー。
香西先生、もともとトランペッター。安田先生、もともとピアニスト。いったいどうなってんだ、今夜は。
「ララコルーソ」のメンバー。皆さん、ご遠方からひとっ飛び。とっても魅力的な合唱団に合掌。
阿弥陀さん、びっくり、仰天。
グレゴリオ聖歌、ウイリアムバード、ブルックナー、そして能『隅田川』の大念仏。
そして、ここは浄土真宗のお寺。初めてお見えになられた女性のひとこと「えっ、そうなの」。
これが、魂の叫び。日本の歌と西洋の歌が融合して雄叫びとなる。
毎度の裏方、誠にありがとうございます。おもてなしの極みここに有。とっても美味しかったと評判の寺
金剛山阿弥陀寺←クリック
昼の部、夜の部、50人弱。おつかれさまでした。