法話会です。
約20名のご参加がありました。
ありがとうございます。
今回は順番を入れ替えて、栃原真人からスタート。
「空過」という仏教の言葉をテーマに、空しく過ぎていく人生をどう考えていくか話しました。
過去を振り返るとき、また未来を考えるとき、そこには必ず、自分のはからいがある。今与えられているものに気づかされることで、空しい人生が変わっていくのではないかと話した。
川村智明。
古代中国には仏の教えを伝えるため、命がけで旅した人たちがいた。
その願いは、墓という文化として今も残っている。
祖父から母へ、母から自分へと伝わった、人としてのあり方。それもまた先祖から伝えられた願いである、と話した。
大谷義文。
条件がととのえば、思いがけない悪事を行うのが私たちである。
災害、戦争、政治。あらゆる場面で人間の本質が現れる。
日本人は特に「私」という意識が希薄であり、強いリーダーに流されてしまいがちである。
そのような資質を持っていることを知って生きるのと、知らずに生きるのでは大きな違いがあると話した。
ご参加、ありがとうございました(栃原)