2014年9月21日 秋彼岸会法要が勤まりました。
講師 安田登師(能楽師・東京) 玉川奈々福師(浪曲師・東京)
講題 お経の不思議「耳なし芳一」を語る
天候のよくない日でしたが、50人近くの方がお参りされました。
本堂の電気を消灯。暗闇の中に奈々福さんの三味線が流れ安田先生が語りだすと、平家一門の怨霊が芳一を寺から連れ出すところだった。
阿弥陀寺の住職が、芳一の身体に経文を畫く。しかし、耳だけ書き忘れたため芳一は平家の怨霊に両耳を持っていかれる。目が見えず、耳が聞こえなくなった芳一は琵琶の腕は落ちるが裕福な暮らしを手に入れることになる。
しかし、安田先生のお話はまったく思いもしなかったことを語られる。それは阿弥陀寺の住職の本性が…。
芳一がすみかも阿弥陀寺、語られる場も阿弥陀寺。同じ寺の名前だけに、芳一に頭が下がる。
しかし、怨霊を呼ぶ出すほどの琵琶を奏でる腕だったとは。
休憩を挟んで40分くらいの語り、ここはどこ、芳一はどうしたの世界。私の正体が不明になったひと時でした。
昨夜、1時間ちょっとだけ練習した小学生5人と仁星君19歳によるミニ・ビッグ・バンド(安田先生、命名)の『鈴懸の道』。宴会で披露。子どもたち、すごーい。まったく知らない曲なのに。トランペット、クラリネット、ピッコロ、サックス、安田先生あっという間に楽譜、作っちゃいます。すべてが不思議。
12月23日の「寺子屋」本番です。
奈々福さん、「川の流れのように」熱唱。
「枯葉」
うーん、素敵な光景。
シャンソンが聞こえてきた。
吉永小百合さんの歌。いいなー。